静岡ヴァイオリン教室の特徴
教室や先生によって、レッスンの方向性や特徴は様々です。ここでは当教室が心がけていることやスタンスなどをご紹介します。
レッスンで大切にしている4つのこと
1.努力の方向
今何をやるべきか、何を優先すべきか、次に何が来るのか。
上達には練習量だけでなく、適切な課題設定と正しい取り組み方が必要です。現在の課題を分析し、努力の角度を明確にしながらレッスンを進めます。
2.「現在地」と「目標地点」
ヴァイオリンの学習は、様々な課題に平行して取り組んでいく必要があります。目の前の曲をこなすためだけでなく、将来必要となる技術を見据えて基礎を積み重ねます。
「3年間で身につけたい技術」や「5年後も続くかもしれない注意」といった課題の性質も共有し、現在と数年後のつながりを意識しながら指導します。
3.技術と音楽表現
音楽表現は感覚だけでなく、技術や知識に支えられています。歴史や伝統の中にある表現に触れ、それをどう実現するのかを一緒に考えながら学びます。そのためには、私(講師)自身が生徒の前で沢山演奏することも非常に重要だと考えています。
また、生徒自身のイメージや強い欲求、そして豊かな音こそが表現の土台であるということを、常に意識していきます。
4.一人一人の状況に合わせた課題設定
もっとも重要なのは続けることであり、そのために必要なものがモチベーションです。教本を先に進める事、進度に応じたエチュードを取り組むことは重要ですが、消化できないと逆効果になってしまいます。
生徒の理解度やモチベーション、生活スタイルを考慮しながら、適切な量とタイミングで課題を提示します。
使用教本について
静岡ヴァイオリン教室では、本格的に学ぶ方にも、趣味で学ぶ方にも、スタンダードかつ伝統的な教本を使用して指導を進めます。
ヴァイオリンの学習では、数ある教本の中から、進度や課題に応じて適切に選ばなければいけません。
使用している教本と、それぞれの役割を4つの分類で少しだけご紹介します。
メイン:スズキメソード ヴァイオリン指導曲集 1巻~
世界中で使用されているヴァイオリン教本です。バロックを中心に構成されており、綺麗な曲、楽しい曲を弾きながら、基本的なテクニックを学びます。
また、指導によって和声感やリズム感といったクラシック音楽的な感性を養い、ヴァイオリンや音楽に関する基本的な知識を段階的に取り入れられる教本です。
スズキメソードを8巻まで修了したら、協奏曲や小品、バッハを弾きながら中級の内容に入っていきます。
エチュード:ホーマン ヴァイオリンテクニック
基本を学びながら、スズキの教本だけでは補いきれない、アンサンブルに慣れていきます。
すべての曲はやらずに、スズキの進度に合わせて抜粋して学びます。
エチュードとしてはホーマンの後はカイザーなどが続きますが、アンサンブルの初歩はここで学ぶのが良さそうです。
ヴァイオリンを始めたばかりでも先生と二重奏ができるため、趣味で習い始めた方にも非常に好評の教本です。
エクササイズ:シュラディック ヴァイオリンテクニック
スズキの教本だけでは補いきれない、指の運動に特化したトレーニングです。個人の問題や状況に合わせて、2,3段を課題に取り組んでいきます。
指の運動性能を高め、細かい音への心理的ハードルを下げる効果が期待できます。
スケール:カールフレッシュ スケールシステム
基本的な音階練習です。スズキの教本で一通りポジション移動を学んだあと、取り入れていきます。
現在の基礎技術に関する課題を練習するのに使う他、運指のシステムや和声感を身に付けたり、重音やポジション移動などの左手の技術を習得します。
それぞれの状況にあった指導を
年齢、生活スタイル、習熟度など、ヴァイオリンとの向き合い方は様々です。静岡ヴァイオリン教室では一人一人に合った指導を心がけ、生徒が生涯を通して音楽と上手く付き合っていくことを目標としています。
幼児からシニアまで、それぞれの段階の指導方針をご紹介します。
幼児教育とヴァイオリン
3歳から5歳ころ
豊かな感性を身に付けるための時間を用意するのは、子供への最大のプレゼントかもしれません。
ヴァイオリンは、指先を使い、耳を澄まし、自分の音をよく聴くことから始まる楽器です。「きれいな音を出したい」という気持ちが自然と生まれるため、集中力や観察力が無理なく育ちます。
綺麗な音を出すのは簡単な事ではありませんが、もっと上手になりたいと願うことは大切な幼児体験の一つです。
お家での練習では時に感情が行き違い、ぶつかり合うことも起きるでしょうが、一緒に乗り越えていきましょう。
学ぶことの楽しさ、厳しさをヴァイオリンのお稽古を通して伝えていけたら素晴らしいと考えています。

生涯の趣味を育てるために
小中学生、高校生の習い事に
「楽器は早いうちに始めるのがいい」とよく言われますが、小中学生は理解力や意欲も高く、初級の内容であれば基礎をスムーズに身につけることができます。いつ始めても遅いことはありません。
高校・大学受験を機にレッスンを一旦離れる方も多いですが、この時期に培った教養は大人になってからも生きてきます。
もちろん楽譜の読み方や構え方は何歳からでも学べますが、この時期に始めておくことで、将来的なハードルがぐっと下がります。生涯を通して音楽と長く付き合っていけるよう、楽しみながら土台をしっかり築いていきます。アマチュアオーケストラに参加したり、人前で演奏を楽しんだりと、音楽が生涯の財産になるようサポートします。
専門的な進路に向けて
コンクール出場、音大受験
音楽大学を目指す方や、コンクール出場を希望する方には、早い段階からの専門的な指導が必要になります。
当教室では、講師自身が長年の専門教育や海外での研鑽を通じて培ってきた技術・知識・経験を活かし、短期的な成果と長期的な成長を両立させる指導を行っていきます。
課題曲や練習曲、基礎エクササイズを段階的に取り入れながら、練習方法の工夫やモチベーション維持の相談にも丁寧に対応します。一人一人の目標と状況に合わせた、柔軟かつ実践的なレッスンを目指します。

アマチュア奏者・独学の方
もう一度学びなおしたい方へ
アマチュアオーケストラや独学で演奏を続けていると、「音程が不安定、ビブラートが上手くかからない、音が小さい、弦を高い物にしたほうがいいのかな?いやむしろ楽器が……」など、さまざまな疑問や悩みが出てくることもあるでしょう。
当教室では、そうしたお悩みに専門的な視点から少しずつアプローチし、改善への道筋を一緒に探していきます。
"昔少し習っていたけれどここから先どう練習すればいいか分からない、効率よく上達するには今何をすべきか分からない"、そんな方もぜひ一度ご相談ください。
一歩先の演奏へと進んでいくお手伝いをいたします。
